「水性塗料」は環境にやさしいと一般的にいわれていますが、「水性」ということで、雨風にさらされる屋外の外壁に使用して、耐久性など問題はないのでしょうか?

 
ご質問ありがとうございます。
 
水性塗料が環境に優しい理由は塗料の希釈(薄めること)に水を使うためです。
洗剤系の塗料のようにシンナーを希釈に使用していませんので、臭いなども少なく室内でも使用できる塗料になっています。
屋外で水性塗料を使用して大丈夫ですか?と心配があるかもしれませんが、乾燥して塗膜が形成されれば溶け出すことはありません。
耐久性ですが、洗剤系の方が高くはなりますが、各塗料メーカーも品質改良を行っていますので、最近の物は洗剤系と遜色ない水性塗料も出てきています。 

そもそも家はなんでお金をかけてまで塗装するんですか?

ご質問ありがとうございます。
 
建物を保護するために塗装は行います。
塗装はカラフルな美観を作り出すだけではなく、柱や壁が腐食するのを防ぐためにとそうはします。
自然環境から建物を保護するのに、もっとも大きな要素となるのは塗装となっていて、塗装がされていない建物はすぐに傷んでしまいます。

壁をさわると白い粉がつきます。

ご質問ありがとうございます。
 
これは、チョーキング現象(白亜化)といいます。
太陽からの紫外線、熱、風、雨など様々な要因で塗膜が劣化し、塗膜表面が次第に粉状に消耗していく現象をいいます。

なぜ壁にひび割れが起こるのですか?

ご質問ありがとうございます。
 
外壁のひび割れは様々な原因があり、一概にこれと判断することは難しいです。
 
 ・経年による塗膜劣化
 ・下地材の反り
 ・地震による建物へのダメージ
 ・地盤沈下
 ・材料の調合不良
 ・躯体材の乾燥した際の収縮
              ex、、、
 
この様な理由があるためひび割れは様々な要因が重なって起こることもありますので、見つけた際にはなるべく早く工務店などに相談をする事をお勧めします。
 

塗装工事を行う際、適切な時期はありますか?

ご質問ありがとうございます。

塗料メーカーが出している最低の条件としては
 
・気温 5度以上
・湿度 85%以下
 
この条件を満たしていればどの季節でも塗装自体は行うことが出来ます。
しかし一般的に雨季に塗装をするのが良くないといわれているのが雨が降る日数が多いためです。
 
雨が降ってしまうと、水滴がついてしまうので乾燥時間が多くなったり、乾燥しきれていない部分が流されてしまうなどの理由があるために雨季は塗装を避けた方がいい理由です。

外壁塗装の耐久年数ってどのくらいですか?

塗装の種類によりますが、長くて10年から20年、短くて4年からと物によって変わっていきます。
下の図は、主な塗料の種類と特徴になっています。

塗料の種類 耐久年数 特徴
アクリル塗装 4~7年

・耐久性は高くないがコストパフォーマンスが高い

・他の塗料と比べると耐久性は低いく、汚れやすい

ウレタン塗料 6~10年

・耐久度も安定していて、価格も安い

・汚れや色褪せに強い

シリコン塗料 8~15年

・高い耐久性がある

・色落ちや色落ち、防カビ性、防藻性などにも強く高機能

・塗料の中でも現在は主流に使われている

ラジカル塗料 8~15年

・高い耐久性がある

・2015年に出たばかりの新しい塗料

・シリコンと同じくコストが低い

光触媒塗料 10~15年

・高い耐久性がある

・太陽光などの自然の力で表面をきれいに保つ効果がある

・塗装工事のコストが他よりもかかる

遮熱系塗料 15~20年

・トップクラスの耐久度がある

・太陽熱を反射してくれるので室内の温度が上がるのを防いでくれる効果がある

・温暖化のなどの環境問題にも貢献できる塗料

・補助が出ている自治体もあり

この様に、様々な種類がある中で選ぶポイントとなるのが塗装工事というのは塗料代だけではなく、他に人件費や足場代などの経費もかかってくるという事です。

これらの経費は塗料の値段が高くても低くても同じ様にかかってくるので、家の種類や寿命に合った塗り替えのタイミングをよくご相談されて、ランニングコストを見据えた塗料選びをお勧めしています。

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